新型インフルエンザパンデミック
過去のインフルエンザのパンデミック(スペイン風邪)
でもホメオパシーが活躍しています。
1918-1919年
インフルエンザのパンデミックでは、
感染者はおよそ6億人、
死者は4000万~1億人(当時の世界人口は8~12億人)
と推定されています。
実に人類の50%以上が
スペインカゼに感染したとされています。
日本では
当時の人口5500万人に対し39万人が死亡、
米国でも50万人が死亡しています。revistavocesdelmisterio.wordpress.com
この新型インフルエンザは、
1918年3月に
米国シカゴ付近で最初の流行があり、
その後5月にヨーロッパで流行しました。
さらに
秋にほぼ世界中で同時に流行して、
病原性が更に強まりながら
重症な合併症を起こし
死者が急増したと言われています。
さらに
1919年春から秋にかけて
日本を含む世界的に流行しています。
この新型インフルエンザのホメパシーの記録が
1921年5月発刊の
Journal of
the American Institute of Homeopathy
の中で報告されています。
W.A.
Dewey MD., “Homeopathy in Influenza – A Chorus of Fifty in Harmony”
この論文の中の一部をご紹介すると、
当時の24,000例の一般治療での死亡率は28.2%だったのに対して
ホメオパシー治療26,795症例中死亡率は、1.05%でした。
Connecticut;ホメオパシー治療6602例中の死亡55例0.8%(30人の医師たちの合計)
Connecticut; 81 例治療して全員完治
Chicago;8000例を全員Gelsemiumで治療して、死亡は1例のみ
Rhode
Island;インフルエンザは全員完治。合併症の肺炎例では2.1%の死亡率。当時肺炎を合併した場合の一般病院での死亡率は60%
The
Homeopathic Medical Society of the District of Columbia;1500例中15人死亡
The
National Homeopathic Hospital;100%完治
Ohio;
1000 例をホメオパシーで治療して全員完治
など。
ホメオパシー医Raymond Siedel は
スペインカゼのパンデミック当時10歳の少年でした。
ホメオパシー医になったきっかけは、
パンデミック最中に医薬品(当時はアスリピンが主)を飲んだ人々やアルコール飲料を飲んでいた人々が次々と死に、
ホメオパシーを飲んだ人たちが回復するのを見ていたからと語っています。
ちなみに
ここで最も使われたレメディは、
Gelseniumで、
必要に応じてBryoniaやEupatoriumも使われたようです。
ロバート医師は、
海軍の戦艦に乗っており、
ヨーロッパに曳航中に81人の兵士が新型インフルエンザに罹患し、
ホメオパシーで全員治癒したと報告しています。
同時期にホメオパシーを使わなかった一隻の船では
31人が亡くなったと報告されています。
文責:森井啓二
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